四季がわかりにくくなってきた現代、暦のひとつである二十四節気七十二候で表現された自然観察を参考にして、日々の暮らしの中でもっと季節を味わってみませんか?
5月から夏?と違和感を覚える一方で、近年では最高気温が25℃を超える夏日の観測も珍しくはなく、初夏の陽気を纏い始めたあとに梅雨の恵みを挟んで、様々な植物や小さな生き物たちの生命の躍動に彩られみずみずしく広がる夏の景色が、繊細に記されています。
いにしえから繋がる人々の感性に触れるとともに、懐かしい思い出に出会えるかもしれませんよ。
※例年の目安とともに、2026年の日程は赤字でお示ししています。
日本の夏はいつ?主な3つの定義と期間

日本の夏の期間には明確な定義というものはなく、概ね以下の3つが代表的なものとされています。
- 気象庁: 6月〜8月
- 天文学: 夏至(6月21日頃)〜秋分の前日(9月22日頃)
- 二十四節気: 立夏(5月5日頃)〜立秋の前日(8月6日頃)
なお、天気予報の放送における春も、原則として気象庁の区分に合わせているそうです。
二十四節気の夏「立夏~大暑」の七十二候(景色・風物詩)

| ・二十四節気は、太陽の動きをもとに季節の変化を示した指標で、1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けて季節の節目を表したものです。
二十四節気は期間を表す場合もあり、その際は次の節気の前日まで約15日間の期間を表します。 ・七十二候は、二十四節気の各節気(約15日)をさらにそれぞれ約5日間ずつ3つ(初候・次候・末候)に分けて、72分割したものです(24×3)。 自然界における気象や動植物の変化をとらえて名付けられた詩的な表現に特徴があり、気候の移り変わりをより詳しく示しているといえるでしょう。 なお、二十四節気・七十二候の日付は太陽の動きに基づくため固定されたものではなく、国立天文台が毎年2月に発表する翌年の暦要項(れきようこう)に、国民の祝日などとともに掲載されます。 |
以下に、二十四節気の「夏」として
第7節気「立夏」~第12節気「大暑」(立秋の前日)における、七十二候の第十九候~第三十六候の景色や風物詩などについて、お伝えしてまいります。
- 二十四節気は、7)~12)の番号で示します。
- 七十二候は、各節気内に初候・次候・末候の順で、第十九~三十六の番号で示します。
- いずれも毎年の目安の日程と共に、赤字は2026年の日程を示します。
※各節気および各候の年間一覧に関しましては、二十四節気七十二候とは?意味と2026年の日程とともにご紹介をご参照ください。
7)立夏(りっか)毎年5月5日〜19日頃

※2026年は5月5日~
立夏は「夏が立つ」として暦の上の夏が始まる時期で、八節(はっせつ)※の1つとして重要な季節の節目を表します。
GW(ゴールデンウィーク)が終わり、新緑がまぶしく香るような爽やかな風、まさしく薫風や緑風が吹いて晴天も多く、最高気温が25℃を超える夏日も出てきて、軽装でも過ごしやすく感じる頃ですね。
第十九候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
初候:毎年5月5日頃~9日頃 2026年は5月5日~10日
意味:蛙(カエル)が鳴き始める
冬眠から目覚めたカエルが、田畑や池で元気に鳴き始める時期です。
やがて新たな卵も生まれ、季節の歩みとともに家族も増えて合唱するにぎやかな声へと変わっていきます。
第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)
中候:毎年5月10日頃~14日頃 2026年は5月11日~15日
意味:蚯蚓(ミミズ)が這い出てくる
日差しが暖かくなり、冬眠から覚め春に孵化したミミズが、土の中から出て動き始める時期です。
ミミズは養分をはぐくみ土壌を耕す益虫として、古来より農耕面で大切な味方であるといった認識されてきました。
漢字の由来は、蚯は「土が盛り上がった丘」、蚓は移動時に「体を引く(引きずる)」様子を表しています。とくに雨の後など、土から出てきた姿を見かけることがありますよね。
第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)

末候:毎年5月15日頃~19日頃 2026年は5月16日~20日
意味:筍(タケノコ)が土の中から顔を出す
筍(タケノコ)が生え始めて、地面に顔を出す時期です。
竹笋 (タカムナ)はタケノコの古名で、日本原産の「真竹(マダケ)」の筍が出始める頃を指すようです。3~4月に旬を迎える筍は「孟宗竹(もうそうちく)」とは品種が異なります。
8)小満(しょうまん)毎年5月20日〜6月4日頃

※2026年は5月21日~
麦の穂が出始め、万物が成長し生命が満ち喜びが訪れる時期です。
秋にまいた麦の穂がつきはじめ、少し満足する頃というのが由来といわれています。
第二十二候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

初候:毎年5月20日頃~25日頃 2026年は5月21日~25日
意味:孵化した蚕(カイコ)が桑の葉を食べて育つ
孵化した蚕が、新芽の伸び始めた柔らかい桑の葉を盛んに食べて育つ時期です。
7世紀には、既に絹糸をとるために養蚕が行われていたと、古事記や日本書紀に記されています。近代日本の製糸・絹織物産業を支えた重要な役割は、今も富岡製糸工場などで伺うことができます。
第二十三候 紅花栄(べにばなさかう)

中候:毎年5月26日頃~30日頃 2026年は5月26日~30日
意味: 紅花(ベニバナ)が盛んに咲く
紅花(ベニバナ)が一面に花を咲かせる時期です。
紅花は古来より染料や生薬・食用油の原料として用いられ、万葉集や俳句にも読まれ、また源氏物語の姫君の名などから、別名の末摘花(すえつむはな)やサフラワーとしても有名ですね。
花の色は黄色から、次第に鮮やかな朱色に変わっていきます。
第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる)

末候:毎年5月31日頃~6月4日頃 2026年は5月31日~6月5日
意味: 麦が収穫期を迎え、畑は黄金色になる
昨年の秋に植えた麦が収穫期を迎え、畑が黄金色に染まる時期です。
「麦秋(ばくしゅう)」とは、穀物の実りや収穫する季節を意味します。
そして、麦にとっての「実りの秋」は「夏」にあたるという表現なのです。
そのため、この頃の時候の挨拶として、「麦秋(ばくしゅう)の候」が用いられますので、知っておくと勘違いせずに済みそうですね。
9)芒種(ぼうしゅ)毎年6月5日〜20日頃

※2026年は6月6日~
「芒(のぎ)」とは、稲などの植物の穂先にある針状の毛や棘のような部分を指し、イネ科の種まきが始まる時期です。
麦の収穫後、田植えが始まる頃として農家では繁忙期となります。
・雑節の「入梅」
例年6月11日頃、 暦の上での梅雨入りを示す雑節「入梅」を迎えます。
この日は立春から127日目、太陽黄経80°となる、日本独自の季節の目安を表したもので、気象上の梅雨入りとは異なる考え方です。
また梅雨時について、かつてはこの頃に咲く栗の花を雨期の目安にしていたようで、「栗花落」「ついり」が「つゆいり」となり、栗の花から次第に梅の実に変わっていったといわれています。
穀物にとっては、成長に欠かせない恵みの雨、瑞雨(ずいう)といえるものでしょう。
第二十五候 蟷螂生(かまきりしょうず)
初候:毎年6月5日頃~9日頃 2026年は6月6日~10日
意味:蟷螂(カマキリ)が生まれる
秋に産み付けられた卵から、カマキリの幼虫が一斉に孵化して姿を見せる時期です。
蟷螂(とうろう)はカマキリ・鎌切(かまきり)の別名で、前脚が鎌状に変化し獲物に向かう構えが、祈りを捧げるような姿に見えることから「拝み虫」と呼ばれることもあります。
ベランダなどで見かけるとビックリしてしまいますが、田畑では小さな虫たちを捕まえてくれる益虫として、感謝する存在なのですね。
第二十六候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)

中候:毎年6月10日頃~15日頃 2026年は6月11日~15日
意味:腐った草の下から蛍(ホタル)が現れる
湿度が上がり、夜には草の下から蛍(ホタル)が光を放ちながら飛び交い始める時期です。
古の言い伝えとして、腐った草や根などが蒸れて蛍になると信じられていたことに由来するそうです。
第二十七候 梅子黄(うめのみきばむ)

末候:毎年6月16日頃~20日頃 2026年は6月16日~20日
意味:梅の実が黄ばんで熟す
梅の実が緑色から黄色く変わり、熟してくる時期です。
梅干しの準備や梅ジュース作り、梅肉を煮詰めるなど、梅仕事をするのが楽しみな頃でウキウキします。
10)夏至(げし)毎年6月21日〜7月6日頃

※2026年は6月21日~
夏至は、北半球では太陽の南中高度が最も高いため、一年で最も昼の時間が長く夜が短い日とされ、八節(はっせつ)※上述ありの1つとして重要な季節の節目にあたります。
夏の節気としては中間地点にあたり、暑さはここから次第に増しますが、日照時間は夏至を過ぎると短くなっていきます。
また天文学的には「太陽黄経が90度に達する日」を指します。
このように重要な節目でありながら、日本の夏至は梅雨時のピークで休日でもないため、1年で最も昼の時間が長く、太陽の力がいちばん強まる日といった実感はあまりないかもしれません。
それでも、太陽神である天照大神にゆかりのある伊勢の「二見浦」では夏至祭が営まれ、古来より夫婦岩の間から太陽が昇る手を合わせる風習が続いています。
そして北欧などでは、夏至節・夏至祭として盛大に豊穣をお祝いすることが知られています。
・夏越しの祓
6月下旬の寺社では、茅萱(ちがや)で作られた「茅の輪」をくぐり、半年分のけがれを祓う風習があります。あわせて、人の形をした紙の「形代(かたしろ)」に身のけがれを移して納める神事が行われることもあり、残る半年を穏やかに過ごせるよう願います。
・7月1日は「海開き・山開きの日」
各地で夏のレジャーシーズンの始まりを知らせる行事が行われます。
もともと「山開き」は、神聖な山への立ち入りが夏の間だけ許されたことに由来し、その後、気候的に海水浴に適した時期でもあることから「海開き」も併せて広まりました。
現在でも霊山と呼ばれる山では、伝統的な儀式として山開きが受け継がれています。
第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)

初候:毎年6月21日頃~25日頃 2026年は6月21日~25日
意味:ウツボグサが枯れ出す
靫草(ウツボグサ)の花穂が枯れていく時期です。
乃東は、「靫草(ウツボグサ)」や「夏枯草(かごそう)」とも呼ばれる生薬の別名で、冬至に芽を出し、夏至のころ紫色の花穂が枯れたようになる植物です。
周囲の草花が青々と盛んに茂る中、枯れていくという特徴は珍しく、目印になるのでしょうね。
第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)

中候:毎年6月26日頃~30日頃 2026年は6月26日~7月1日
意味:花菖蒲(アヤメ)が咲き始める
花菖蒲(アヤメ)が咲き始める時期です。
「菖蒲」は「アヤメ」と読みますが、この頃に咲くのはアヤメ科の中の「花菖蒲(はなしょうぶ)」で、湿地や水辺に自生します。
アヤメも同じアヤメ科ですが、畑や草原などの乾燥した場所に多く群生し、開花時期は5月上旬ごろです。
なお、端午の節句の菖蒲湯に用いられたショウブは、サトイモ科で全く異なる植物ですが、葉の形が似ていることから、上記の植物もショウブと呼ばれるようになったそうです。ちょっとややこしいですね・・・
第三十候 半夏生(はんげしょうず)

末候:毎年7月1日頃~6日頃 2026年は7月2日~6日
意味: 半夏(カラスビシャク)が生え始める
半夏(カラスビシャク)が生え始める時期です。
夏至から11日目となり、田植えを終わらせる目安とされてきました。
「半夏(ハンゲ)」は、学名Pinellia ternata、烏柄杓(カラスビシャク)とも呼ばれ漢方にも用いられるサトイモ科の植物で、小さな仏炎苞の花とひも状の突起を持ち、山道などに生育しています。
ところで、こちらの「半夏」と雑節の「半夏生」とは、別の植物です。
コラム:植物「半夏ハンゲ」と「半夏生ハンゲショウ」の違い
雑節の「半夏生(ハンゲショウ)」は例年7月1日頃で、時期も重なっているため紛らわしいのですが、今回ご案内している二十四節気「夏至」七十二候における第三十候「半夏生ず」の「半夏(ハンゲ)は別の植物でした。備忘のため、画像とともに整理しておくことにします。

・半夏(ハンゲ):
学名Pinellia ternata、烏柄杓(カラスビシャク)の別名でサトイモ科の植物の一種、小さな仏炎苞の花とひも状の突起が特徴

・半夏生(ハンゲショウ):
学名 Saururus chinensis、ドクダミ科の植物の一種、夏至の頃から緑色の葉の半分が徐々に白くなることから「半化粧」が由来ともいわれる
11)小暑(しょうしょ)毎年7月7日〜22日頃

※2026年は7月7日~
七夕の頃でもあり、徐々に暑さが増してくる時期です。
梅雨明けを待つ終盤を迎え、激しい雨が降りやすい頃でもあります。
・7月7日は星祭りの節句「七夕」
奈良時代に中国から伝わった「乞巧奠(きっこうてん)」という、歌や雅楽など技巧の上達を願い星の座と呼ばれる祭壇にお供えをする儀式が由来といわれています。
・ほおずき市
関東では、毎年7月9日~10日に開かれる浅草寺ほおずき市が有名ですが、鬼灯は厄除けや無病息災を願う縁起物とされ多くの人で賑わいます。
・お中元の季節
お中元もこの頃で、今では各家庭レベルでは止める向きもみられますが、日頃お世話になった方へ贈り物をする風習が続いています。
中国の道教の三元節(さんげんせつ/上元・中元・下元)のうち、かつての暦による7月15日が中元とされたことに由来しています。
第三十一候 温風至(あつかぜいたる)

初候:毎年7月7日頃~11日頃 2026年は7月7日~11日
意味: あたたかい南風が吹き始める
夏の季節風「南風」が熱気を運び、日差しも強まり暑さも湿気も増してくる時期です。
この南風のうち、特に梅雨空の頃は「黒南風(くろはえ)」、梅雨明けの頃は「白南風(しろはえ)」と、空模様と併せた独特の呼び名で区別して特徴を表しています。
※南風に関する詳細につきましては、南風を何と読む?地域性・黒南風・白南風・桜南風などが表す意味や季節 をご覧ください。
第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)

中候:毎年7月12日頃~16日頃 2026年は7月12日~16日
意味:蓮(ハス)の花が開き始める
蓮(ハス)の花が開き始める時期です。
夜明けとともに蓮が花を咲かせます。時間帯と運が良ければ、つぼみからポンと音がするような開花のタイミングに遭遇することもできます。
全国各地の寺院や公園では、早朝の観蓮会や、ハス葉に注いだ飲み物を茎を通していただく「象鼻杯(ぞうびはい)」や「荷葉酒(かようしゅ)」といった風流な催しが行われます。
非日常の風景と、茎を通して少しほろ苦い風味が加わったひと口、ステキな体験が思い出になりますよ。
第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)
末候:毎年7月17日頃~22日頃 2026年は7月17日~22日
意味:鷹のヒナが巣立ちに向けて練習を始める
5〜6月に孵化した鷹のヒナが飛び方や狩りを覚え、独り立ちの練習をする時期です。
古来より、鷹狩りなどでなじみの深い鳥として、季節の目安によく観察されてきたのでしょう。
12)大暑(たいしょ)毎年7月23日〜8月7日頃

※2026年は7月23日~
学生の夏休みが始まる頃で土用の丑の日も含まれる、1年で最も暑い夏本番の時期です。
夏空が広がり、蝉の声や朝顔観察日記、夏祭りや花火大会も楽しみな頃ですね。
・暑中見舞い
小暑の梅雨明け後から立秋前までに、暑気を労うご挨拶伺いとして送ります。
暑中見舞い用官製ハガキの販売は終了してしまいましたが、旅先の絵はがきや夏の思い出を水彩で描いた絵手紙、写真つきのLINEやメールなどに替えて楽しめそうです。
・夏の土用期間
立秋前の18日間は「夏の土用」にあたります。土用の丑の日が含まれる期間で、うなぎを食して暑気払いは、特に有名ですね。
※年4回の各土用期間と食べ物に関しましては、土用は年4回!2026年の各時期と留意点・夏は鰻なら春秋冬の食べ物は? をご覧ください。
第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

初候:毎年7月23日頃~27日頃 2026年は7月23日~27日
意味: 桐(キリ)の木が花のつぼみをつけ始める
桐(キリ)の木が花のつぼみをつけ咲き始める時期です
「花結」とはつぼみをつけることで、この頃から桐の木には薄紫色の花が半年以上をかけて咲いていきます。
桐は軽量で湿度調整や防虫耐火性に優れ、古来よりタンスや楽器などに用いられてきた高級木材として有名ですね。
第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
中候:毎年7月28日頃~8月1日頃 2026年は7月28日~8月1日
意味:土が湿って蒸し暑くなる
気温・、湿度ともに上がり、土が湿り気を帯びて、夏らしい蒸し暑さを感じる時期です。
「溽暑(じょくしょ)」とは、じっとりと熱気がまとわりつくような蒸し暑さのことで、まさしく日本の夏の暑さを表現するのにぴったりではないでしょうか。
今もじんわりした汗を拭いつつ、風鈴や打ち水といった昔ながらの知恵とともにしのいでいる光景が浮かびます。
第三十六候 大雨時行(たいうときどきふる)

末候:毎年8月2日頃~7日頃 2026年は8月2日~6日
意味:時々、大雨が降る
時折、激しい雨が降る時期です。
急に発達した積乱雲による夕立やゲリラ豪雨、台風の影響もあって大雨が降りやすくなるため、天気予報のチェックや傘の用意など注意が必要です。
まとめ

二十四節気における夏の3か月間を、七十二候の5日間ごとの描写で見ていくと、夏の始まりの爽やかな五月晴れから恵みの梅雨時を過ごし、夏の中間地点として最も昼の時間が長くなる夏至に太陽のパワーをいただきながら、梅雨明け後は一気に日本の蒸し暑い盛夏に変わり、学生は夏休みを迎えるといった著しい気候の変化の中に、身近な動植物の営みや風雨といった自然の気配を目安とした農作物の仕事の節目も、いきいきと感じられたのではないでしょうか。
地域差もありますが、何となく想像できる部分や幼少期を思い出したり、あるいは見つけに行ってみたくなる新鮮な発見のようなものもあったかもしれません。
窓から外を眺めたり、通勤通学やお買い物の途中などにふと周囲に目を移すことで、初夏の青々とした命が育ち満ちていく躍動感がやがて謳歌するような盛夏へと向かう季節を感じ、日々をより新鮮で豊かに過ごせますように。
