なぜ鬼はトラ柄パンツで角がある?鬼門と方角・五色の鬼の意味も

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豆知識
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鬼の姿はおなじみでも、「なぜ角があってトラ柄をはいてるの?」と聞かれると、意外と説明に困りますよね・・・そもそもの鬼の語源、鬼門(北東=丑寅)の意味や結びつき、いつから現在のイメージが定着したのか、近年の「歌の力」も含めて整理してみました。

また節分衣装のアイデアのほか、鬼の五色が表す意味も知ることで、節分を「豆まき以上」の節目として味わうヒントにもなりますよ。

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  1. 鬼とは何か:イメージと語源
    1. 「オニ」は何を指してきたのか
    2. 日本の鬼が「姿を持つ存在」になっていく流れ
    3. 節分に鬼が登場する理由
  2. 鬼が角とトラ柄パンツなのは鬼門「北東=丑寅」
    1. 鬼門は北東:十二支で「丑寅」の方角
    2. 角(丑)とトラ柄(寅)がセットに
      1. 簡単説明「家族向けフレーズ」例
    3. 「金棒」など鬼の小物にも理由がある?
  3. 鬼門とは?伝来や背景
    1. 中国の書籍と「鬼門=北東」の背景
    2. 日本に伝来したのはいつごろか
      1. 陰陽道・家相と鬼門観の定着
    3. 裏鬼門(南西=未申)の意味
      1. 裏鬼門と桃太郎の従者(サル・トリ・イヌ)との伏線
  4. 今の鬼の姿になったのはいつから?
    1. 物語や絵の中で「角・トラ柄」が描かれる
    2. 江戸期の娯楽で親しまれるキャラクターに
      1. 雷さまや創作キャラにも広がるイメージ
    3. 現代のイベント化(面・衣装)につながるポイント
    4. 子ども歌唱曲「おにのパンツ」による広まり
  5. 五色の鬼と色の意味:節分を今に活かす考え方
    1. 五色の鬼は何を表す?五蓋とは
    2. 子ども向けに言い換える色の説明例
    3. 大人向け「最近の自分には何色がいる?」と振り返るヒント
  6. 鬼役の用意で節分を盛り上げるには
    1. 100均・ホームセンター・通販で揃う定番アイテム
    2.  代用品で作る・活かす簡単アレンジ
      1. トラ柄の代わり(黄色ベースを作る)
      2. 角の代わり(紙・フェルト・毛糸で)
  7. まとめ

鬼とは何か:イメージと語源

この章の狙い: まず「鬼」という言葉が、もともと何を指してきたのかを押さえます。ここを知ると、節分の鬼が“単なる怖いキャラ”ではないと見えてきます。

「オニ」は何を指してきたのか

いま私たちが思い浮かべる鬼は、角があって、牙があって、金棒を持って……という“姿のある存在”です。
けれど言葉としての「おに」は、もともと目に見えないものや、出来事の原因がつかみにくい“良くない気配(邪気)”をまとめて表すことが始まりとされてきました。

語源については諸説ありますが、有力とされるのが「隠(おぬ/おん)」に由来するという見立てです。姿を見せずに潜むもの、ひと目では捉えにくいもの――そうした感覚が「おに」という響きに重なった、と考えられてきました。
また、中国の漢字の「鬼」が日本に渡ってきた後に、和語の「おに」と結びついていった流れもあるとされています。

日本の鬼が「姿を持つ存在」になっていく流れ

「目に見えない良くない気配」を表すだけなら、角やトラ柄は必要ないはずですよね。
では、なぜ鬼が姿を持つようになったのでしょう。

大きな転機のひとつは、物語や絵巻、寺社の絵解きなど、目で見て伝える文化が広がっていくことです。
人々に出来事の教訓や境界の大切さを伝えるには、記号化された存在が分かりやすい。
そこで、恐ろしさ・強さ・人ならざる雰囲気を、角・牙・異形の体つきといった要素で表現していきます。

さらに、説話の中で“責める側の存在”として鬼が描かれることで、鬼のイメージが「姿のある存在」として定着していきました。

節分に鬼が登場する理由

節分は文字どおり、季節が切り替わる前日を指してきました。
いまは立春の前日が中心ですが、もともとは立夏・立秋・立冬の前日も節分です。

季節の変わり目は、暮らしのリズムも空気も変わりやすい時期ですよね。
昔の人は、こうした「境目」に、良くない気配(邪気)が入り込みやすいと捉え、追い払うための儀式を行いました

その「良くない気配」を分かりやすく表したのが「鬼」だと考えると、節分になぜ鬼が来るのか、その理由がスッとつながるのではないでしょうか。

鬼が角とトラ柄パンツなのは鬼門「北東=丑寅」

この章の狙い: 鬼の見た目の最大のナゾ「角とトラ柄」を、鬼門と十二支の組み合わせでほどきます。家族に話すときの“ひと言説明”も用意します。

鬼門は北東:十二支で「丑寅」の方角

鬼のトラ柄パンツの話は、じつは「方角の話」に行き着きます。

陰陽道や家相で知られる鬼門(きもん)は、一般に北東の方角を指し、鬼(良くない気配)が出入りすると信じられたのです。さらに昔の方角の表し方では、十二支が方位にも割り当てられていました。

北=子、東=卯、南=午、西=酉。
そして北東はその間に位置するため、丑(うし)と寅(とら)を合わせて「丑寅/艮(うしとら)」と呼ばれます。

角(丑)とトラ柄(寅)がセットに

鬼門が「丑寅」の方角だと知ると、鬼のデザインが一気にほどけます。

  • 丑(うし)=牛のイメージ →
  • 寅(とら)=虎のイメージ → トラ柄(虎皮)

つまり、鬼は「丑寅の方角から来るもの」という考えを、見た目で表した存在だというわけです。

「なぜトラ柄なの?」という問いへの答えが、“強そうだから”ではなく、“北東=丑寅だから”というロジックになるのが面白いところですね。

簡単説明「家族向けフレーズ」例

  • 「北東は昔、丑と寅の方角って呼んだの。だから鬼は“牛の角+虎の柄”になったんだよ」
  • 「鬼の出入りする鬼門が丑寅だから、角とトラ柄がセットなんだって」

「金棒」など鬼の小物にも理由がある?

鬼の小物として定番の金棒は、細かな由来を一つに決めにくい部分もありますが、少なくとも後の時代に「怪力」や「手に負えない存在感」を表す小道具として、物語や絵の中で育っていったと捉えられるものです。

言葉の世界でも「鬼に金棒」というたとえが広まり、鬼=強い存在、というイメージを後押ししていきました。

鬼門とは?伝来や背景

 鬼門(きもん)は、陰陽道などから北東(丑寅)の方角を指し、季節の切り替わりのような気が移ろいやすい境目に鬼(良くない気配)が出入りすると信じられして意識されてきました。

鬼門が「北東」とされてきた背景を、伝来した考え方と関連づけて整理します。

中国の書籍と「鬼門=北東」の背景

鬼門の背景としてよく触れられるのが、古代中国の神話・地理書である「山海経(せんがいきょう)」の伝承にある度朔山(どさくさん)にある大きな桃の木の話です。

その桃の木の枝の間(北東側)が、鬼が出入りする門になっており、そこを守る神(神荼しんじょ / しんとおよび鬱塁うつりつ)が悪い鬼を取り締まった――という筋立てが、後世の門神信仰や鬼門観と結びついて語られています。

他にも、中国の書物「神異経(しんいきょう)」に「東北に鬼星の石室が300戸あっが、門は共有して一つだった。これを鬼門という。」との記載があったことから、という説などがあります。

ここでは大事な点を二つだけ押さえておきましょう。

  • 「北東の枝間=鬼が出入りする門」という見立てが語られていること
  • その発想が、門に図像を貼る風習や、方角の考え方と結びついて広がったこと

日本に伝来したのはいつごろか

中国由来の思想や儀礼が日本に取り入れられていく流れの中で、方角の観念も暮らしに浸透していったと考えられます。
宮中行事としての追儺(ついな/鬼やらい)も、日本では8世紀初頭には行われていたことが史料からうかがうことができます。

ただし「いつから鬼門がこうだった」と断定するのは難しく、さまざまな要素が重なりながら、平安期以降に「暮らしの知恵」として定着していった、と捉えるのが自然で分かりやすいといえるでしょう。

陰陽道・家相と鬼門観の定着

陰陽道が広まり、都市の設計や屋敷の配置、暮らしのしきたりが語られるなかで、鬼門は「気をつけるべき方角」として意識されるようになります。
現代でも、家の間取りの話題で「鬼門・裏鬼門」という言葉が出るのは、その名残です。

裏鬼門(南西=未申)の意味

鬼門の反対側にあたる南西は、裏鬼門(うらきもん)と呼ばれます。
方角としては「鬼門の裏側」というより、鬼門と向かい合って“対”になる場所として意識されてきました。

十二支で表すと南西は未申/坤(ひつじさる)。北東が丑寅なら、その正反対が未申――この対応関係が、昔の人の世界観を分かりやすくしてくれます。

では、裏鬼門はどんな役割として語られてきたのでしょう。

  • 出入りを整える場所:鬼門を「入り口」のように捉えるなら、裏鬼門は「反対側の出口」にあたる、と説明されることがあります。どちらか片方だけでなく、両方をセットで気にかける考え方です。
  • 家のバランスをみる目印:鬼門と裏鬼門は、家の中心から見て向かい合うため、間取りや暮らし方を考えるときの“基準線”になりやすい方角です。
  • 言い伝えとしての注意点:裏鬼門も、鬼門と同様に「気が動きやすい場所」として語られ、昔から配置や扱いを工夫する話が残っています。

「悪い方角だから怖い」と受け取るより、季節の節目と同じように、暮らしを整える視点をもらえる方角の知恵として味わうと、現代の解釈や節分の話ともつながりやすくなります。

裏鬼門と桃太郎の従者(サル・トリ・イヌ)との伏線

こちらは、断定ではなく見立てとして楽しむお話です。

桃太郎のお供は、サル・トリ(キジ)・イヌ。十二支の並びで見ると、未申のあたりから進んだ先に申(サル)・酉(トリ)・戌(イヌ)が並びます。

そのため、「鬼(丑寅)に対する側として、申酉戌が選ばれた」と読む説も語られることがあります。

昔話には、後から意味づけが重なって豊かになる面があります。ここは「そう読むと面白い」という余白を残して、家族の会話のタネにするとちょうど良いところではないでしょうか。

今の鬼の姿になったのはいつから?

角と虎皮(トラ柄)が、いつごろから「鬼の定番」として描かれてきたのかを、絵や芸能の流れのなかで追いかけてみましょう。

物語や絵の中で「角・トラ柄」が描かれる

鬼が登場する有名な物語の一つが、平安期の説話として語られ、のちに絵巻でも親しまれた「酒呑童子(しゅてんどうじ)」です。

この頃から鬼伝説も生まれ、平安・鎌倉時代の絵巻物には、赤や青色の肌・角・トラ柄の腰巻・金棒という異形の姿ですでに登場し、視覚化されていました。

また、羅生門の鬼や、茨木童子などの鬼退治譚も、鬼の姿を「見て分かる存在」として押し出していきます。物語が語り継がれるほど、「これが鬼の姿」という型が強くなっていった、と考えると納得ですね。

江戸期の娯楽で親しまれるキャラクターに

江戸期になると、浮世絵や芝居、読本など娯楽の場で、鬼は「怖いだけ」ではなく、どこか親しみやすい「役柄」としても扱われるようになります。

歌舞伎や見世物、浮世絵の世界で、角・虎皮・金棒といった要素が分かりやすい記号として磨かれていき、今日の節分の面にもつながる「定番セット」が整っていきました。

雷さまや創作キャラにも広がるイメージ

雷さま(雷神)が角をはやした鬼の姿で描かれることがあるのも、同じ系譜で語られます。

自然の大きな力や、人の力だけではどうにもならない出来事を、畏れを込めて擬人化するとき、角のある鬼のような“強い印象の記号”が選ばれやすかった――そんなふうに捉えると、鬼と雷さまが似た装いになる理由が見えてきます。

現代のイベント化(面・衣装)につながるポイント

現代の節分は、家庭行事としてだけでなく、保育園・幼稚園や地域イベント、売り場の催しでも盛り上がる季節行事になりました。

写真に残りやすい面や衣装は、昔からの「鬼らしさ」の記号(角・虎柄・金棒)をそのまま使えるため、短時間でそれっぽく仕上がります。

伝統が、いまの暮らしに入りやすい形へと整ってきたとも言えますね。

子ども歌唱曲「おにのパンツ」による広まり

節分シーズンに耳にする「おにのパンツ」は、イタリアの歌「フニクリ・フニクラ」のメロディをもとにした替え歌として広まりました。

歌詞に「トラの毛皮でできている」と出てくるため、トラ柄=鬼の印象を子どもの頃から自然に刷り込まれていき、口ずさんでいましたよね。

替え歌は1980年ごろに子ども向け番組で紹介され、手遊び歌として保育園や幼稚園でも親しまれてきました。
こうした「歌の力」も、鬼の定番イメージを支える大きな要素になったのです。

五色の鬼と色の意味:節分を今に活かす考え方

「赤鬼・青鬼」だけで終わらない、五色の鬼の意味を整理し、自分を振り返る視点として、節分を暮らしに取り入れるヒントもお届けいたします。

五色の鬼は何を表す?五蓋とは

節分で見かける五色の鬼(赤・青・黄または白・緑・黒)は、仏教で語られる五蓋(ごがい)――心の働きを覆う「五つの傾向(煩悩)」に結びつけて説明されることがあります。

各色と五蓋の内容との関係、日常の例をお示しします。

色(鬼のイメージ) 五蓋(読み) たとえば日常では
貪欲(とんよく) もっと欲しい気持ちが膨らみ、満足が遠のく
瞋恚(しんに) 怒りやイライラが続き、言葉がきつくなりやすい
黄/白 掉挙悪作(じょうこあくさ) 気が散って落ち着かず、あとからくよくよ後悔しやすい
惛沈睡眠(こんじんすいみん) 怠け心でやる気が出にくく、先延ばしが増える
疑(ぎ) つい疑ってしまい、素直に受け取れない

ここで大切なのは、「自分にこういう面がある」と気づいたときに、責める材料にするのではなくまずは受け止め、それではどうなりたいか?と静かに向き合うことではないでしょうか。

節分はこうした考え方の傾向を追い出すというより、整えるきっかけにすると、暮らしにすっとなじみやすくなります。

子ども向けに言い換える色の説明例

子どもに話すなら、難しい言葉は使わず、こんな言い方が伝わりやすいです。

  • 赤鬼:ほしいほしいが止まらない気持ち
  • 青鬼:ぷんぷんしてしまう気持ち
  • 黄鬼(白鬼):そわそわして、あとで「やっちゃった」と思う気持ち
  • 緑鬼:だらだらしてしまう気持ち
  • 黒鬼:信じられなくて、いやな想像がふくらむ気持ち

「今日はどれが出てきやすいかな?」と聞いてみるだけでも、会話がやさしく深まります。

大人向け「最近の自分には何色がいる?」と振り返るヒント

豆まきをしない年も、節分は、季節の節目に「ここまでの自分」を静かに見直す機会となります。

おすすめは、五色のうち一つだけ選ぶことです。

  • 赤が強いと感じたら:買い物や予定を一つ減らして、余白をつくる
  • 青が出やすいと感じたら:言い方を一段やわらげる工夫をしてみる
  • 黄/白が気になるなら:今日やることを紙に3つだけ書く
  • 緑が続くなら:まずは机の上を一つ片づける
  • 黒が出るなら:信頼できる人の言葉を一つ思い出す

大きな目標より、小さな行動に落とすと続けやすくなるでしょう。

鬼役の用意で節分を盛り上げるには

由来や意味を知ったら、次は手軽に「形」にして楽しむ番ですよ。

100均・ホームセンター・通販で揃う定番アイテム

節分の鬼役は、全部そろえなくても雰囲気が出ますよ。定番はこの3点です。

  • 角カチューシャ(赤・青など色違いも)
  • トラ柄の布(腰に巻けるサイズのもの)
  • 金棒風のグッズ(軽い素材のものが扱いやすい)

売り場では「節分コーナー」「仮装コーナー」「パーティー用品」にまとまっていることが多い傾向です。

 代用品で作る・活かす簡単アレンジ

家にあるもので「それっぽく」仕上げるなら、「黄色ベース+黒いしま模様」の2点だけ押さえるとサマになりますよ。材料は、身近なもので十分です。

トラ柄の代わり(黄色ベースを作る)

  1. 黄色いものを用意する
    例:黄色いポリ袋/黄色いレジャーシート/黄色い布/黄色いひざ掛け黄色いバスタオル/黄色いTシャツ(腰に巻く)
  2. 黒い“しま”を足す
    例:黒いテープ(ビニールテープ・布テープ・マスキングテープ)/黒いマジック
    さらに手軽にするなら、黒いフェルトを細長く切って“しま”にして貼る(または縫わずに留める)方法も便利です。
  3. 腰に巻いて留める
    結べる素材ならそのまま結び、結びにくい場合は、クリップ・洗濯ばさみ・ヘアゴム+ひもなどで留めます。
    (黒いひもを使うと、しま模様の雰囲気も足せます)

それっぽく見える簡単トラ柄のコツ

  • しまは等間隔にしなくてOK。太さがバラつくほうが雰囲気が出ます。
  • 斜め気味に入れると、トラ柄らしく見えやすいです。
  • 前側だけでも十分なので、見える面を優先すると作業が軽くなります。

角の代わり(紙・フェルト・毛糸で)

  1. 角の形を作る(2本)
     厚紙(お菓子箱・ティッシュ箱・段ボール薄めでもOK)を、細長い三角形に2枚切ります。
     立体っぽくしたいときは、三角を軽く丸めて筒状にして、端をテープで留めると“角らしさ”が出ます。
  2. 色をつける
     黒・赤のマジックや絵の具で塗るほか、黒いビニールテープを巻く/黒い画用紙や折り紙を貼るでも十分です。
     もし家に黒いフェルトがあれば、表面に貼ると一気にそれっぽく見えます(端の処理もきれいに見えやすいです)。
  3. 頭に固定する
     - カチューシャ:角の根元をテープで挟み込むように貼る(裏側も補強すると外れにくい)
     - 帽子:帽子のつばや天面に貼る/内側からテープで押さえる
     - ヘアバンド:角の根元に輪ゴムを通して結ぶ→ヘアバンドに通す
     カチューシャがない場合は、紙で輪っか(鉢巻き)を作って頭に巻き、そこに角を貼る方法も手軽です。

失敗しにくいコツ(短時間で仕上げたいとき)

  • 角は高くしすぎず、手のひらサイズくらいが扱いやすいです。
  • 角の根元は、テープを“十字”に貼ると安定します。
  • 写真を撮る予定なら、角は前寄りに付けると見えやすいです。
  • 子どもと一緒なら、毛糸で「鬼の髪」を作ると盛り上がります。毛糸を同じ長さに切って束ね、カチューシャや紙の鉢巻きに貼るだけ。動くたびに揺れるので、写真でも鬼らしさが伝わりやすいですよ。

まとめ

 

鬼の角やトラ柄パンツは、ただのお約束ではなく、鬼(良くない気配/邪気)の出入りする鬼門(北東=丑寅)という方角を表現したものです。
五色の鬼も、意味を知ることで、節分を自分の整え直しの機会として捉えるヒントになるでしょう。

ポイントのまとめ

  • 鬼の語源は、見えにくい気配を表す言葉(隠おぬ)として語られてきた
  • トラ柄と角は、鬼門=北東=丑寅の方角と結びついた表現
  • 中国より伝来した陰陽道と鬼門や追儺は、節分や絵巻での鬼の姿に結びつき生活に浸透
  • 江戸時代には現在の鬼の姿に定着、「おにのパンツ」の歌詞の力も普及の一端
  • 裏鬼門(南西=未申)と桃太郎は、見立てとして楽しめる
  • 五色の鬼は、五蓋の考え方と重ねて語られることがある
  • 鬼役の衣装・カチューシャは買っても作ってもOK。身近な材料で十分にそれっぽく

鬼の姿に託された意味を知ると、節分は「毎年の行事」から「季節の節目」へと少し深まるかもしれません。

ご家族で話をしたり子どもに受け継がれていくのも良いものですし、豆まきをしない年にも、古来からの考え方を参考にして、静かに振り返る時間として取り入れてみるのもステキではないでしょうか。

日々の中で心豊かに暮らしを整える、小さなきっかけになりましたらさいわいです。

 

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